1月25日(月)5年生が夢先生の授業を受けました。
これは、日本サッカー協会が「JFAこころのプロジェクト」として、子どもの心身の健全な成長に寄与することを目的に取り組んでいる活動です。サッカーを始め、野球、バレーボール、陸上、水泳、モータースポーツなど、多くのアスリートが「夢先生」として「フェアプレー精神」や「夢を持つことの素晴らしさ」、「それに向かって努力することの大切さ」、「失敗や挫折に負けない心の強さ」を子どもたちに伝えています。
本来なら実際に来て、話をしてくださるのですが、今回はコロナ禍のため、リモートで行いました。
今回の夢先生は鏑木 毅(かぶらぎ つよし)さんです。鏑木さんはトレイルランニング(ハイキングコースや登山コースを利用して、林道、砂利道、登山道などを走る競技)において、国内3大レースの優勝や海外でも3位に入るなど、この競技での第一人者です。
小学生時代には、運動も勉強も人前での話も苦手だった鏑木さんは、人一倍の努力とともに失敗や挫折、辛いことをたくさん経験し、28歳で出会ったトレイルランニングが人生の転機になります。そこから世界一になるという夢をもってさらに努力し続けます。結果は3位で、世界一にはなれなかったけれど、小学校からの経験があったからこそ3位になれたのだと言われていました。この話を5年生の子どもたちは、身を乗り出すようにして聞いていました。
これからぶつかる壁に対して、たくさん失敗をしてもいいから乗り越えて欲しいというメッセージをいただきました。今回の話を聞いて、一人でも多くの子どもたちの夢が広がることを願っています。